波田陽区 IN ニューヨーク

月刊アメ☆ドリ表紙 July2005

今週はずっと、夜起き続けて、昼間寝ています。
どーしてもこの生活パターンが直らなくて・・・
こんな夜型生活を何日も続けるのは生まれて初めてです。


夫も私につられてすっかり夜型になり、深夜(とうか明け方)から録画していたDVDを見始めてしまいました。
どっかの民放で放送していた、波田陽区がニューヨークでお笑いライブをやる、という企画モノです。
実は、先週ニューヨークにいた時に、地元のフリーペーパーにその特集記事があったので知っていたのですが、日本でテレビ番組になっていたとは知りませんでした。


特集記事の中で、「英語しゃべれない。路上ライブは全く人が集まらずダメ。アドリブが言えない。」などの苦悩を吐露していたのを知っていたので、番組を見ているだけでハラハラ。
「うわー、ツライ。見ててイタイ。もう見続けられないー。」という私に夫は、「これほど見る者を不安に陥れる番組もないよなぁ(笑)」と言いながらも、「同じ日本人として最後まで見てあげましょう」というので、頑張って見続けました。


ライブのネタはアメリカ仕様に工夫して作られていて、それを英語で丸暗記して外人の前でしゃべり続けた波田陽区はそれなりに頑張ったな〜、とは思ったのですが。
でも、このネタ、誰がやってもお客さんのリアクションはきっと同じだったのでは・・・
ひとつ残念だったのは、ネタが全然ギターに乗っていなかったこと。
記事を読んだ時、「・・・って言うじゃな〜い」の英訳が「・・・that what you say, but・・・」と書いてあったので、どんな風に歌うんだろ、とあれこれ想像していたのですが、全てまったく音に乗らず棒読み状態だったのですよね・・・
もっと、あの面白い口調で独特の雰囲気を出せれば面白かったのにな〜、と思いました。
というわけで、見るのつらい、とか言いながらも、結構真剣に見てしまっていたのですよね。


でも、波田陽区はこれからきっと、どんなに不安なライブでも、日本のお客さんの前であれば乗り切れるはず。
それは私の夫が、1年のニューヨーク滞在の後、「どんな仕事も日本語だと思うとそれだけでラク」と言っていたのと同じでしょう。
それだけでも、やった価値はある!(はず)