西表の香り

tropical fruits

昨日の送別会で深夜帰宅をしてしまった私は、眠くて眠くて、自分でも怖いくらい眠ってしまいました。
夫は土曜日にも関わらず、セミナーがあると言って出かけ、そのまま夜遅くまで会社で仕事をしていたというのに。
私は夕方まで眠ってしまっていたのです!
せっかく夜型生活を直したのに、これでまた逆戻り・・・


途中、宅配便が届いたので起きたのですが、中身も見ずに布団に戻ってしまっていました。
起きてしばらくして、やっと箱を開ける気になり、カッターで開封
中身を見て目が覚めました!


それは、女子高時代の友人からの結婚祝いのプレゼントでした。
西表島スローライフを楽しんでいる彼女は、「西表には気の利いた贈り物などないので・・・」と、南国フルーツセットを送ってくれたのです。
「パインは友達の若いにぃにぃが汗水たらして育ててくれたもので、青いけれどもう完熟」だそうです。
マンゴーは濃い赤色をしています。
マンゴーって黄色いものだと思っていたので、ビックリ。
島バナナは、木に下がっているのをザックリ切って無人販店においてあるのを買ってきたので全くワイルド、なのだとか。
風通しのいいところにおいておくと黄色くなるから、そしたら食べ頃、と手紙に書いてありました。
風通しのいいところ・・・ きっと西表島はそこいら中にいい風が吹いているのだろうな。
でも東京のマンションでその風を探すのは無理。。。
なので、とりあえず紐で縛って、ベランダの物干し竿につるすことにしました。


それにしても、箱を開けた瞬間から、甘い香りがしています。
とても強い甘い香りで、たちまち家中が南国ムード!
パソコンで香りを伝えられないのが残念なくらいです。
データを元にパソコンで香りを再現する技術が開発されてるって新聞で読んだけど、早く実用化されないかしら・・・


それはともかく、まずはマンゴーを冷やして、食べてみました。
いやぁ、なんと甘い!
香りにも負けない強い甘さです!!
甘くてジューシーで、久しぶりに「ほっぺが落ちそう」と思いました。
感激!の味なのに、夫はなかなか食べようとしません。
「友達がくれた結婚祝いなのよ」と言ったら、やっと一口食べたのですが、どうやらマンゴーは食べ慣れていないようです。
でもぜーんぜん好都合!
こんなにおいしいマンゴー、ぜーんぶ私が食べれちゃうんだもの!


プレゼントには、貝殻で作ったお祝いのカード(?)も添えられていました。
貝殻には、ピンクのハートと“HAPPY WEDDING”の文字。
「コテコテで恥ずかしくて飾れないとは思うけど」と彼女は言うけど、いえいえ、とんでもない。
彼女が少しずつ収集したというガラスや貝殻も一緒に、薄いブルーの食器に並べ、早速リビングに飾りました。

美大卒の彼女のこういうセンスと、贈り物をしてくれる心遣いが本当に嬉しいです。
持つべきものは、友達だわ。


これからはしばらく、フルーツ三昧の日々になりそうです☆