久しぶりの東京

お土産で膨れ上がった巨大バックパックに加え、これまた大きなボストンバックと手荷物のリュックサック。
とても自分で運んで電車に乗る根性はなく、初めてリムジンバスというものに乗ってみました。
車窓から眺める久しぶりの東京。
ギュウギュウと乱立するビルの間を縫うように、首都高が走ります。


なんというか、ちょっと変な感覚。
首都高からチラリと見える母校やかつて勤めていたビルが懐かしい、けれど、その街のあまりの過密具合に意外なほど違和感を感じます。
生まれ育った街だから戻って来れてこんなに嬉しいけれど、違う国で生まれ育ったとしたら、この東京の風景、かなり息苦しく感じても不思議じゃないと思えました。


バスを降り、そこからすぐにタクシーを拾います。
日本のタクシーの高いこと、高いこと・・・
ペルーの物価に慣れていた私は目が飛び出そうです。


あぁ、でも運転手さんに日本語が通じるわ!
日本語ってやわらかいなぁ。あったかいなぁ。


そして・・・
いよいよ夫と感動のご対面!
・・・って、実際はそんな感じではなかったけれど(笑)。
でも夫の顔を見たら心からホッとしました。
ふ〜、やっぱり我が家はいいねぇ!!


でも久しぶりの我が家は、なんだか記憶にあるより全てが小さく見え、狭く感じます。
子供時代の街に大人になってから訪れたら、何もかもが記憶より小さく見えた、みたいなそんな感じ。
でも次の瞬間には、1ヶ月近く南米を旅していた日々がもうずっと昔の出来事のようにも感じられて。


なんとも不思議な感覚です。